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HGUC 1/144 TR-5[フライルー]のレビュー。
機体説明
TR-5[フライルー]は「機動戦士Zガンダム」のサイドストーリである「ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに」(以降AOZと略称)に登場する。AOZはティターンズの視点で描かれた物語だ。
ギャプランの改修機であり、強化人間でなくても使用できるようになっている。ギャプランからの大きな改修点は、頭部をヘイズルと同等のガンダムタイプへ変更、当初はギャプランの両腕に装備されていたムーバブル・シールド・バインダーを、TR-1[ヘイズル]のシールド・ブースターに換装したが、グリプス戦役終盤ではギャプランのムーバブル・シールド・バインダーに戻っている。搭乗者はウェス・マーフィー(T3部隊所属のマーフィー小隊隊長)
2006年12月発売。
HGUC 1/144 TR-5 フライルー のレビュー
まずは正面より。ホイルシール、マーキングシールを張り付けていない状態。ショルダーユニットは2種類存在する。右肩はショルダー・クロー・ユニットであり武器保持用ハードポイント兼補助推進器。左肩はショルダー・スラスター・ユニットはジェネレーター内臓の補助推進器として機能する。
右肩のショルダー・クロー・ユニットは開閉することができ、中に武器保持用ハード・ポイントが存在する。
TR-5の特徴である左右のムーバブル・シールド・バインダーが大きく迫力がある。
ムーバブル・シールド・バインダーの後部にはバーニアが2基存在する。
後ろにバーニアが集中しており、脚部にもバーニアが存在している。
バックスカートアーマーにもスラスターが存在する。
後部にはマルチ・アーム・ユニットがあり、展開することができる。
両肩のショルダー・ユニット後部にハード・ポイントがあり、マルチ・アーム・ユニットを装備することができる。
ショルダー・ユニット後部のハードポイントにマルチ・アーム・ユニットを装備した状態だ。
付属品一覧。
左上から変形用頭部アンテナ、台座、銃の握り手(左右)、ロングブレード・ライフル、ビームサーベル×2
左がホイルシール、右がマーキングシール
ホイルシール、マーキングシールを貼った状態。ロングブレード・ライフルを装備させている。頭部にはモノアイがあるがまったく見えない。
ギャプラン同様、MA(モビルアーマー)形態に変形が可能。頭部アンテナ、腕、肩のショルダー・ユニットの差し替えで変形が可能となる。変形用頭部アンテナが非常に外れやすいのが難点だ。
すべてのスラスターが後方に向いており、爆発的な加速性能となっている。
では「ウェス・マーフィー」名言とともにアクションポーズを!!!
「コントロールできない力は己を滅ぼすだけだ(ウェス・マーフィー)
「気の利いた始末書を期待しているぞ。」(ウェス・マーフィー)
「ティターンズの誇りを汚す行為だ」(ウェス・マーフィー)
「自分はガンダムに乗っていない!」(ウェス・マーフィー)
「いままで生き残ってきた腕と運を信じろ!!」(ウェス・マーフィー)
まとめ
10年以上前のキットだが、変形機構をしっかりと再現している。またファンサービスが豊富でダブルシールド状態を再現するための拡張パーツ、マルチ・アーム・ユニットによる遊びの幅がありキットを組む以外に簡単な改造を行う楽しさがある。
ノアとしては、TR-1[ヘイズル]のシールド・ブースターを装備した初期のTR-5も発売されてほしい(無理か・・・)